昨日の話になりますが、10月7日はミステリー記念日なんですって!
Xには投稿してたんですが、ブログ記事は間に合わず本日更新です。

ミステリー記念日とは?
本日10月7日はミステリー記念日!
— 新潮文庫 (@shinchobunko) 2025年10月7日
この記念日は推理小説の先駆者エドガー・アラン・ポーの命日に由来しています。ポーの遺した作品はその後のミステリの大きな礎となりました。
新潮文庫では『ポー詩集』のほか3冊を刊行中!ぜひ涼しい秋の夜にミステリはいかがでしょうか。 pic.twitter.com/6jkCrNnuEp
なるほど、ミステリーの祖が由来の日なんですね。
秋の夜にぴったりの記念日です。
好きなミステリー小説:御手洗潔(みたらいきよし)シリーズ
著者は島田荘司さん。
日本の本格推理小説を代表するシリーズで、名探偵・御手洗潔と語り部の石岡和己が活躍します。
物語によっては過激な内容も多く、登場人物も一癖あるので好みが分かれるかもしれませんが、一度ハマると抜け出せないシリーズです。
シリーズは全30冊以上!
初めての方はぜひ1作目から試し読みしてみてほしいです。
(できれば順番に読むのがおすすめです)
以下、個人的に好きな作品には✨オススメ✨マークをつけています!
御手洗潔シリーズ一覧&プチ感想
✨オススメ✨
📖1:占星術殺人事件
あらすじ KODANSHAより引用
密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。彼の死後、六人の若い女性が行方不明となり肉体の一部を切り取られた姿で日本各地で発見される。事件から四十数年、未だ解かれていない猟奇殺人のトリックとは!?
1981年初版。文体に時代を感じる部分もありますが、トリックの完成度が圧巻。
「最初の1冊」にふさわしい名作です。
📖2:斜め屋敷の犯罪
トリックに驚くこと間違いなし。読みやすいのでミステリー初心者にもおすすめ。
📖3:御手洗潔の挨拶(短編集)
✨オススメ✨
📖4:異邦の騎士
あらすじ KODANSHAより引用
失われた過去の記憶が浮かび上がり、男は戦慄する。自分は本当に愛する妻子を殺したのか。名探偵・御手洗潔の最初の事件を描いた傑作ミステリー。
読み終わったあと「わ、わァー!」ってなりました。
シリーズの中でも特に心に残った1冊です。
📖5:御手洗潔のダンス(短編集)
📖6:暗闇坂の人喰いの木
📖7:水晶のピラミッド
📖8:眩暈
📖9:アトポス
✨オススメ✨
📖10:龍臥亭事件
あらすじ
あらすじ
御手洗の奇人ぶり天才ぶりが際だつ「IgE」のほか、大学時代の危険な事件「ボストン幽霊絵画事件」など、名探偵の過去と現在をつなぐ4つの傑作短編を収録。
御手洗さんと石岡さんの関係性が見えるお話が収録されています。
ファンにはたまらない1冊。
📖12:Pの密室
御手洗さんの少年時代のお話。彼は子供の頃から天才だった、と。
📖13:最後のディナー(短編集)
📖14:ハリウッド・サーティフィケイト(外伝)
📖15:ロシア幽霊軍艦事件
📖16:魔神の遊戯
📖17:セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴
📖18:上高地の切り裂きジャック
📖19:ネジ式ザゼツキー
✨オススメ✨
📖20:龍臥亭幻想
あらすじ
龍臥亭事件から8年。
あの事件の関係者が、再び集まった。神隠しのように消えた巫女の謎!貝繁村に伝わる「森孝魔王」の伝説との不思議な符合は、何を意味するのか?
石岡さんと犬坊さんコンビで頑張るお話。
2人の関係性というか、掛け合いも面白い。
📖21:摩天楼の怪人
📖22:溺れる人魚
📖23:UFO大通り
📖24:最後の一球
📖25:リベルタスの寓話
📖26:星籠の海(映画化作品)
📖27:屋上
📖28:御手洗潔の追憶
📖29:鳥居の密室
📖30:伊根の龍神(最新刊)
最新刊が出ているの、知らなかった(´;ω;`)買わねば。
🔵その他の関連作品
📖31:毒を売る女(糸ノコとジグザグ)
→少しだけ御手洗さんが登場。
📖32:犬坊里美の冒険
→龍臥亭事件に登場した犬坊さんのスピンオフ。
まとめ
最新刊の伊根の龍神以外は全部読了しています。
電子書籍化されていないのもあるけれど、改めてみるとすごい冊数ですね。
内容的にグロテスク・重いテーマの作品も多いですが、
「ミステリー好き」にはぜひ一度触れてほしいシリーズです。
・・・興味がございましたら手に取ってみてくださいね(/・ω・)/
※ちょこちょこ追記で感想増やしていくかも!